例えば《スラーグ牙》についてこんな考え方がある。

5/3のクリーチャーにライフ5点のゲインと3/3のトークンが付いてくる。

つまり

・5/3のクリーチャー
・5点のゲイン
・3/3のトークン


がスラ牙の構成要素であって、それぞれ大まかに構成要素のマナコストを考えると、
レアの4マナの緑のクリーチャーに5/5がいるんで(《死橋の大巨虫》)大体5/3だったら
4~5マナかな。5点のゲインは1マナじゃ強すぎるけど2マナじゃ弱すぎるから1~2マナ、3/3のトークンは3マナくらいかな~なんて考える。

まとめるとこうなる

・5/3のクリーチャー→4~5マナ
・5点のゲイン→1~2マナ
・3/3のトークン →3マナ


で余すところなくスラ牙の能力を使えば大体合計8~10マナ+カード3枚分位になって、
スラーグ牙を唱えて使い切って【(8~10)-5=3~7マナ分のテンポ】+【3-1=2枚分のカードアドヴァンテージ】を得てるなーなんて考える。

唱えた時点ならトークン出す分のアドは取れなくなるんで【(5~7)-5=0~2マナ分のテンポ】+【2-1=1枚分のアド】って感じになる。

こんな感じでいわゆるジャンク・デッキはバニラだらけのデッキより強くなっていく訳で、ビートなら得たテンポ、コントロールなら得たカードアドヴァンテージを打ち消しや除去などの1対1に割り当てたりするんだと思う(勿論、テンポも様々なアドに変換してると思うけど)。

こういうやり方でメタ上のデッキを分析してみるのも面白そうだなーとか思うんだけど、需要があるのか謎。ちょうどメタの上の方がジャンク多いしやるなら今かなーとも思うんだけどっていう。



コメント

G
G
2012年11月12日23:38

面白そうですね!アド重視のジャンドの分析とかしたら面白そうです。
数字出ると説得力もありそうだし、需要はあるんじゃないですかね。きっと。

ゆきあ
2012年11月13日8:16

始めまして。大変参考になります。
手法の特性上、カード間の相乗効果を考慮するのが難しそうに感じるので、
既に理解が進んだメタゲームの分析というよりかは、カード単体の価値を見極めるという意味でスポイラー出てる時期にアツい観点だなー、と思いました。

リンクさせて頂きます!

みみみ
2012年11月13日12:53

>Gさん
数字で分析はやってみたいですねー。
複雑さを軽減できるといいのですが

>ゆきあさん
そうですね!カードの個別評価で使えそうですね。
一回それで記事を書いてみようかなぁなんて思いました。

リンク返させていただきました!

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