http://www.channelfireball.com/articles/woo-brews-brewing-young-pyromancer/
Woo Brews – Brewing Young PyromancerBy Travis Woo // 15 Jul, 2013
の意訳です。
※注意書き
とっても意訳です。本人が言っていないことを補足で僕が勝手に入れています。
もしかしたら僕の英語力のなさ故に本人の意図してないことを書いてしまっている可能性があります。おかしいところはコメントで指摘していただけるとありがたいです。

■Woo Brews – Brewing Young PyromancerBy Travis Woo // 15 Jul, 2013

早速本題に入りましょう!

 このカードについて私がどう考えているのか簡単に言うのは難しいです。
最近のMO環境は難解で、今後もその傾向は進んでいくでしょう。
私はただこのカードを使いたいと思っています。私はこのカードが我々が待望していたあのサイクルの最後の一枚になるのではないかと期待しています。

最強の2マナクリーチャー・サイクルです。
石鍛冶 瞬唱 ボブ [  ] タルモ


 正気かって?赤は差別されています!赤の2マナの魔法使いと言ったら何で
しょうか?緑にはタルモに加えて《漁る軟泥》までいるっていうのに。私はこの空き椅子に赤の素晴らしい能力を持った2マナのクリーチャーが座ることを待ち望んでいました。
紅蓮術士は実際に使われてこのサイクルを完璧に埋めてくれるでしょうか?これはアンコモンで、このサイクルの他のカードとレアリティは違います。しかしそれがなんでしょう、これこそが私の待ち望んだ2マナの魔法使いなのです!
 《若き紅蓮術士》をあらゆるフォーマットで使うことを考えましょう。
私はまだこのカードを実際にプレイしたことはないですが、このカードが使えるようになった時にこれを使ったアイデア、それを形にしたリストは考えてあります。MOで解禁され次第、そのデッキを回してみたいと思っています。

■バジェット・イゼット(貧乏イゼット)
 《若き紅蓮術士》がアンコモンだなんてカードパワーを考えたらふざけていますが
、お金を掛けずにこんなファンタスティックなデッキを組めるのは素敵なことでしょう。
【バジェット・イゼット】
4 《夢のよじれ/Dream Twist》
4 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4 《思考掃き/Thought Scour》
4 《巧みな回避/Artful Dodge》
4 《火柱/Pillar of Flame》
4 《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
4 《武装/Armed》 《物騒/Dangerous》
4 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4 《どぶ潜み/Guttersnipe》
4 《ニヴィックスのサイクロプス/Nivix Cyclops》
20 lands

 安価で組めてFNMで戦える。高額札束デッキに勝率では敵わないかもしれないけれど、このデッキが高額札束デッキ使いに一泡吹かせるところを私は是非見たいと思っています!

■イゼット火炙り
 多くの人がイゼット・ブリッツ(サイクロプス・シュート)に《若き紅蓮術士》がうまく合うと考えていることは知っています。しかし私はそうは思いません。イゼット・ブリッツの肝はスピードです。1~3ターンの間に相手を殺す脅威になれるカード、すなわち《ニヴィックスのサイクロプス》《聖トラフトの霊》がこのデッキには最適なのです。
勿論《若き紅蓮術士》はこのデッキに含まれる大量の軽量呪文との相性が抜群です。
しかしこのクリーチャーが生み出す1/1のトークン達は実際いいチャンプブロッカーにしかなってはくれません。イゼット・ブリッツが必要としてるのはそんな小さなブロッカーではなくて、遅いデッキに素早く強力な一撃という回答を叩きつけるためのカードなのです。
私はとりあえずイゼット・ブリッツでも《若き紅蓮術士》を試してみようとは思っていますが、あまりうまく働くとは思っていません。
 ではどんなデッキなら《若き紅蓮術士》は輝くのでしょうか?
《戦いの賛歌》なんてどうでしょう?
【イゼット火炙り】
4 《思考掃き/Thought Scour》
4 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4 krenko’s command
4 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4 《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》
2 thatcher’s revolt
3 《炎の中の過去/Past in Flames》
4 《戦いの賛歌/Battle Hymn》
4 《業火への突入/Infernal Plunge》
3 《魂の再鍛/Reforge the Soul》
2 《点火/Burn》 at the steak
22 lands

 《若き紅蓮術士》《戦いの賛歌》《業火への突入》によって爆発的に大量のマナを
生み出し、《炎の中の過去》《魂の再誕》がそれを後押しする。《思考掃き》《信仰なき物あさり》は効率よくデッキを掘り下げ、エレメンタルを作り《炎の中の過去》が爆発するための燃料を供給する。
このデッキは環境を支配するでしょうか?それは難しいでしょう。このデッキは激しいメタゲームの中で生き残れるでしょうか?私は生き残れる方に賭けます!試してみる価値はあるはずです!

■モダン《若き紅蓮術士》ストーム
 《若き紅蓮術士》はスタンダードより軽い呪文が溢れているモダンで活躍する
ポテンシャルを持っています。
《若き紅蓮術士》と《唯々+諾々》のコンボなんて胸が踊りませんか?そんなワクワクを形にしたのがGeddy Therrien作【Dude ストーム】で、そのリストがこれです。
【《若き紅蓮術士》ストーム】
4 《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》
4 《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1 《ゴブリン/Goblin》 bushwacker
4 《唯々/Beck》 《諾々/Call》
4 《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
4 《発熱の儀式/Pyretic Ritual》
4 《魔力変/Manamorphose》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4 《手練/Sleight of Hand》
3 《深遠の覗き見/Peer Through Depths》
2 《炎の中の過去/Past in Flames》
4 《業火への突入/Infernal Plunge》
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
4 《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《繁殖池/Breeding Pool》
1 《蒸気孔/Steam Vents》
1 《島/Island》
1 《山/Mountain》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》

 面白いデッキ!沢山の凄いギミックが詰まっているぞ!
《巣穴からの総出》と《若き紅蓮術士》と組んだときの《唯々+諾々》はイカれた強さです。これらが揃ったとき《業火への突入》はたった一枚のカードでマナ、クリーチャー、ドローを生み出し、更にはストームカウントまで稼いでくれます。《業火への突入》は《若き紅蓮術士》の最高のパートナーといえるでしょう。
 また《ドライアドの東屋》は《業火への突入》の燃料となり、《禁じられた楽園》同様
《唯々+諾々》のドローを誘発する誘発することができます。
私たちは以前《メムナイト》の投入でより《業火への突入》を強化する戦略を試しまし
たが、私にはそれがこのデッキの進む良い方向だとは思えませんでした。
このデッキは試すに値するデッキで、今からこのデッキを回してメタゲーム上で戦える
のか、そうでないのかを判断するのが待ちきれません!

■レガシー《若き紅蓮術士》
 今、私はそれほどレガシーに入れ込んでいるわけではありませんが、このカードがレガシーにどれだけ適応するのか考えています。レガシーというフォーマットはとりわけマナコストが低く、価値のある能力を持っていたりや多芸クリーチャーを重用する環境です。また、とても多くの軽くて強力な呪文が存在する環境でもあります。
《若き紅蓮術士》が戦場にいるときに打つ《稲妻》や《渦巻く知識》、《Forth of Will》
を想像してみてください。このクリーチャーさえ生き残れば、1ターンに1、2体のトークンが得られそうであることは容易に想像がつきます。
早速このクリーチャーがレガシーでよく見られるクリーチャーに匹敵するカードパワーを
持っているのかどうか見てみましょう。

【死儀礼のシャーマン】
 このクリーチャーと相対したとき《若き紅蓮術士》は最高ではありませんが、酷いという
ほどでもありません。1/1というトークンのサイズは1/2を前にして効果的にアタックすることはできませんが、時が経てばトークンは蓄積し、突破は可能になります。
2/1という本体のサイズは1/2を超えられますし、もしブロックされてもエレメンタルトークンを残すことが出来ればそれは悪い取引ではありません。比較対象としては悪くないといえるでしょう。

【タルモゴイフ】
 タルモゴイフと相対したときは厳しい争いとなります。
紅蓮術師は大量のチャンプブロッカーを用意してくれますが、タルモゴイフが守りに入ればそれを突破するほどトークンが蓄積するには1/1では遅すぎます。この比較では部が悪いと言わざるを得ないでしょう。

【瞬唱の魔道士】
 瞬唱は紅蓮術士より多芸ですが、二体のマッチアップではそれほど部が悪くありません。パス(流刑への道)や稲妻を使い回すのと呪文のボーナスとして1/1のトークンを生み出すことはそれほど差がなく、ここでも紅蓮術士は比較対象として悪くないといえそうです。

【闇の腹心】
 ボブ(闇の腹心)は紅蓮術士と似通った性質を持っています。どちらも2/1で、前者はハンドアドバンテージ、後者はボードアドバンテージを生み出します。相対した時にはボブのライフロスによって紅蓮術師の生み出す1/1というサイズも驚異となり得ます。
 ボブはブロッカーとしては優秀ではありませんが、彼によって得られる手札は紅蓮術士を殺すでしょう。総じてボブが優れていると言えそうです、状況によるので比較は難しいでしょう。

【石鍛冶の神秘家】
 《殴打頭蓋》を前に1/1のトークンは殴れませんがチャンプブロックには優れています。しかし彼らはブロックによって追加のライフは与えてくれません。何らかの助けによって《殴打頭蓋》が突破出来れば紅蓮術士は優位になるので、攻めていても守っていても紅蓮術士は悪くないといえるでしょう。

【若き紅蓮術士】
 私はここに紅蓮術士を用いたレガシーのデッキリストを貼ったりはしませんが、このカードには十分な潜在能力があります。このカードの原動力となる多くの素晴らしい呪文による後押しによって、従来の生物選択に紅蓮術士は分けいることが出来るでしょう。
あなたはこのカードをどの色とともに使うでしょうか?
《渦巻く思考》《Forth of Will》有する青?
それとも《流刑への道》《未練ある魂》擁する白?
今後このカードを用いた新しいデッキが現れるか非常に楽しみです!

■《若き紅蓮術士》とともに
 このカードはここまでの私の誇大広告に答えられるでしょうか?確かにこのカードが最強の2マナ生物サイクルに加わる可能性は少ないかもしれません。しかし少なくともそれに値する大きな衝撃は与えました。
 このカードを使ったイカしたファンデッキが沢山登場すること、そしてその中から新たなトーナメントレベルのデッキが登場することを私は心から願っています!

Travis

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