ジェスカイクリティクリスタ〜Yes!ジェスカイ宣言〜
2015年6月10日 TCG全般 コメント (5)ジェスカイクリティクリスタ〜Yes!ジェスカイ宣言〜
◼︎SHOW
◼︎BY
1)最低ラインの設定
ジェスカイクリティクリスタは久々に自分なりに手応えのあるデッキとして構築出来たので、覚え書きとして構築に至るまでの着想、調整過程をここに残しておく。
まず構築をはじめるにあたって当時のスタンダード環境について把握することから始めた。
ここでは、プロプレイヤーの意見を参考に《龍王オジュタイ》擁する青系のデッキ、《死霧の猛禽》+《棲み家の防御者》擁する緑系のデッキとある程度大まかに環境を把握した。ひとまずこの二種に含まれるアーキタイプに有利がつくようなデッキが今回の目標となった。
2)優位性の把握
様々なアーキタイプにサイドボーディングしてきた中で得た経験則として、自分の中で以下のような認識がある。
【緑系】→飛行クリーチャーや軽量な除去、除去を内蔵した生物や全体除去に弱い。
【青系】→軽量カウンター、ハンデスに弱い。ドローソースやPWなどアドバンテージ差をつけるカードに弱い。
いずれにしても相手よりコストが軽いカードを相手のカードと等価交換し、手数で勝ることを意識することを心掛けた。
3)アーキタイプの選定
前述の優位性を基準にアーキタイプを選定した。飛行クリーチャーをハンデスやカウンター、除去でバックアップするというコンセプトからメインカラーを飛行クリーチャーの強い青、特に《カマキリの乗り手》が緑系のデッキに有効なことからジェスカイのクロックパーミッションをアーキタイプとして選択した。
3)カードの選択
アーキタイプが決定したのであとはカードの選定である。まず経験則として以下のことが分かっていた。
・《地下牢の霊》《誘惑撒き》は緑系のデッキに強い→《氷瀑の執政》は緑系のデッキに強い
更に《氷瀑の執政》を採用することによって環境最強のテンポスペルである《シルムガルの嘲笑》が採用可能となった。
次に、エスパーに対しては《層雲の踊り手》が、またテキストから明らかなように緑系のデッキには《オジュタイの命令》と《隠れたる龍殺し》がアドバンテージを取ることが出来るため、これらを最大枚数採用することにした。また前述の緑系に有効な《カマキリの乗り手》も最大枚数採用した。
最後にテンポのよい除去を加えるとともに、《シルムガルの嘲笑》を安定して使うための《予期》《時を越えた探索》を加え、放置すると即負けに直結する《囁き森の精霊》を意識して《かき立てる炎》を採用した。
最後にサイドボードではメインが不利であろう赤単対策を重視し、デッキがテンポに寄っているためアドバンテージを取ることが出来るカードを採用した。
◼︎ROCK
1)テンポとアドバンテージ
個人的な理解を例示する。
5ターン目に《カマキリの乗り手》でアタックして、相手のターンに《囁き森の精霊》を《シルムガルの嘲笑》した場合、テンポを取ったと言える。
5ターン目に《層雲の踊り手》を変異で出して相手の《英雄の破滅》を打ち消した場合、アドバンテージを取ったと言える。
どちらの行為も相手の場と手札を空にして、タップアウトをさせることを主目的にしている。イメージとしては、序盤テンポ良く攻めて少しずつ展開に差をつける。そしてお互いにリソースが尽きたところでアドバンテージを取る。アドバンテージを生かして更に展開差をつけて勝利する。この原則を念頭に置いて戦略、デッキを組み立てるべきである。
2)まとめ
・環境を"大まかに"把握する。
・有効な戦略からアーキタイプ、カードへと"マクロからミクロに"決定していく。
・その環境における"テンポとアドバンテージ"を具体的に理解する。
◼︎SHOW
【ジェスカイクリティクリスタ(最新版)】
4《島》
1《平地》
1《山》
1《精霊龍の安息地》
4《神秘の僧院》
4《溢れかえる岸辺》
2《天啓の神殿》
2《凱旋の神殿》
2《啓蒙の神殿》
4《シヴの浅瀬》
-土地(25)-
3《隠れたる龍殺し》
4《層雲の踊り手》
4《カマキリの乗り手》
4《氷瀑の執政》
-クリーチャー(15)-
3《稲妻の一撃》
2《予期》
2《勇敢な姿勢》
4《シルムガルの嘲笑》
2《かき立てる炎》
4《オジュタイの命令》
3《時を越えた探索》
-呪文(20)-
2《マグマのしぶき》
3《軽蔑的な一撃》
2《否認》
2《見えざるものの熟達》
1《焙り焼き》
2《双雷弾》
2《龍王オジュタイ》
1《龍王の大権》
-サイドボード(15)-
◼︎BY
1)最低ラインの設定
ジェスカイクリティクリスタは久々に自分なりに手応えのあるデッキとして構築出来たので、覚え書きとして構築に至るまでの着想、調整過程をここに残しておく。
まず構築をはじめるにあたって当時のスタンダード環境について把握することから始めた。
ここでは、プロプレイヤーの意見を参考に《龍王オジュタイ》擁する青系のデッキ、《死霧の猛禽》+《棲み家の防御者》擁する緑系のデッキとある程度大まかに環境を把握した。ひとまずこの二種に含まれるアーキタイプに有利がつくようなデッキが今回の目標となった。
2)優位性の把握
様々なアーキタイプにサイドボーディングしてきた中で得た経験則として、自分の中で以下のような認識がある。
【緑系】→飛行クリーチャーや軽量な除去、除去を内蔵した生物や全体除去に弱い。
【青系】→軽量カウンター、ハンデスに弱い。ドローソースやPWなどアドバンテージ差をつけるカードに弱い。
いずれにしても相手よりコストが軽いカードを相手のカードと等価交換し、手数で勝ることを意識することを心掛けた。
3)アーキタイプの選定
前述の優位性を基準にアーキタイプを選定した。飛行クリーチャーをハンデスやカウンター、除去でバックアップするというコンセプトからメインカラーを飛行クリーチャーの強い青、特に《カマキリの乗り手》が緑系のデッキに有効なことからジェスカイのクロックパーミッションをアーキタイプとして選択した。
3)カードの選択
アーキタイプが決定したのであとはカードの選定である。まず経験則として以下のことが分かっていた。
・《地下牢の霊》《誘惑撒き》は緑系のデッキに強い→《氷瀑の執政》は緑系のデッキに強い
更に《氷瀑の執政》を採用することによって環境最強のテンポスペルである《シルムガルの嘲笑》が採用可能となった。
次に、エスパーに対しては《層雲の踊り手》が、またテキストから明らかなように緑系のデッキには《オジュタイの命令》と《隠れたる龍殺し》がアドバンテージを取ることが出来るため、これらを最大枚数採用することにした。また前述の緑系に有効な《カマキリの乗り手》も最大枚数採用した。
最後にテンポのよい除去を加えるとともに、《シルムガルの嘲笑》を安定して使うための《予期》《時を越えた探索》を加え、放置すると即負けに直結する《囁き森の精霊》を意識して《かき立てる炎》を採用した。
最後にサイドボードではメインが不利であろう赤単対策を重視し、デッキがテンポに寄っているためアドバンテージを取ることが出来るカードを採用した。
◼︎ROCK
1)テンポとアドバンテージ
個人的な理解を例示する。
5ターン目に《カマキリの乗り手》でアタックして、相手のターンに《囁き森の精霊》を《シルムガルの嘲笑》した場合、テンポを取ったと言える。
5ターン目に《層雲の踊り手》を変異で出して相手の《英雄の破滅》を打ち消した場合、アドバンテージを取ったと言える。
どちらの行為も相手の場と手札を空にして、タップアウトをさせることを主目的にしている。イメージとしては、序盤テンポ良く攻めて少しずつ展開に差をつける。そしてお互いにリソースが尽きたところでアドバンテージを取る。アドバンテージを生かして更に展開差をつけて勝利する。この原則を念頭に置いて戦略、デッキを組み立てるべきである。
2)まとめ
・環境を"大まかに"把握する。
・有効な戦略からアーキタイプ、カードへと"マクロからミクロに"決定していく。
・その環境における"テンポとアドバンテージ"を具体的に理解する。
コメント
個人的にはクロックに変えたいなーと思えてしまう枠です。
構造理念が気に入ったので恐れ入りますがコピーさせて使わせていただきますね。
《予期》の役割は名無しさんが指摘して下さった点もありますが、主な役割は手札にドラゴンを持ってくることですね。《オジュタイの命令》を主に《層雲の踊り手》リアニ+カウンターorドローで使う関係から実質クリーチャー換算なのでクロックの不足はそんなに使っていて感じなかったですね。
《予期》の役割は名無しさんが指摘して下さった点もありますが、主な役割は手札にドラゴンを持ってくることですね。
クロックの不足についてですが、《オジュタイの命令》を主に《層雲の踊り手》リアニ+カウンターorドローで使う関係から実質クリーチャー換算できるので、個人的には十分かと思っています。逆にいうと《オジュタイの命令》をリアニで使うために2マナ生物たちを2ターン目に展開してクロックを刻んだりするので、見た目よりは相手のライフが詰めやすいかと思います。
とはいえ、これは僕のプレイングなので、名無しさんの好みの型にどんどん組み替えて頂ければ良いと思います。
コピーは大歓迎ですので、分からないことや改善した点などありましたらまたコメントして下さると嬉しいです!
自分で回してみて気になった点などありましたらまたコメントさせていただきますね。
あと記事だとメイン59枚でサイド14枚ですけど意図的ですか?w
参考になれば幸いですっていうか普通にデッキリスト間違えてたぁああ(恥)
メインは《隠れたる龍殺し》3枚目ですね。サイドはアンガーを抜いたんですが適切なものが見つかっていない状態ですね。今加えるなら《否認》ですかね。正直あまり自信ないですw