GP東京反省会/春雷編(完結編)
2016年5月11日 Magic: The Gathering コメント (2)■GP東京反省会/立志編
http://mimimi1987.diarynote.jp/201605091507297739/
■GP東京反省会/青空編
http://mimimi1987.diarynote.jp/201605101114216499/
■プロツアー後からGPまでの期間
この期間の目標は、GP本戦で勝てるデッキを絞ることです。
自分はこれまでBMOマネーフィニッシュ、PPTQトップ8、GPT優勝など、好成績を残したときはいずれの場合もデッキ選択を直前に行ってきました。よって今回のデッキ選択も恐らく直前になるだろうと考えました。
その前提の上で大会直前にベストデッキを選択出来るよう、自分の頭の中に材料を増やしたいと考え、一つのデッキに決め打ちして本番に臨むのではなく、出来る限りスタンダードの環境にある多くのデッキの理解度を上げることを優先しようと考えました。
この考え方に対しては猿山内でもマルくんやナベプロに、直前期は一つのデッキに腰を据えて練習するほうがいいというアドバイスを受けました。またウルザとLINEで自分の考え方について話したりして、これが絶対的にベストな選択肢だったのかは検討の余地があると思っています。
実際に僕は本当に本番直前(GP前日)にミシュラランドをタッチした白単人間を選択しましたが、もっと早く決めていれば本番で負けてしまった同型や4c Ritesに対して理解度の高い状態で臨めたはずで、デッキ選択を直前すぎる時期に決めたことには後悔が残りました。ただ、本当に直前に決めたことでメタ上で立ち位置の良いデッキを選択できた側面もあるので、今後はこのデッキ選択のタイミングをベストに出来るようにバランスよく調整や意思決定を行いたいと思っています。
■デッキ選択の基準
僕がGPで使うデッキを選択するに際して重視した基準は以下のとおりです。
1)初日に5勝以上できるポテンシャルがある。
2)プレイングが難しくない(使い慣れている)。
3)過度にメタられすぎていない。
猿山調整会でプロツアートップ8のデッキは大体触らせてもらうことが出来、この3つの条件を満たすデッキは割合と初期に3つまでに絞ることが出来ました。その3つのデッキとはエスパードラゴン、緑白トークン、そして今回実際に本番で使った白単人間です。以下に当時考えていたそれぞれの選択しうる理由と、選択を止める条件を書きます。
またこれらの評価軸とは別に、スタンダードで運を無視して初日全勝するような人について個人的に考えていることが以下のものでした。
i)の代表格が先日のモダンプロツアーにおけるエルドラージ。ii)の代表がゴーグルランプ、iii)はエスパードラゴンのメインカリタスなどが例としてあげられるでしょうか。
話を戻すと、結局今回僕は最終的に三つに絞ったこれらのデッキから、連勝できる可能性、つまり他から頭一つ抜きん出る工夫がなされているかで更にふるいにかけ、たまたま幸運にもMO全勝者のリストから知ることが出来たミシュラランドのために色をタッチした白単人間を選びました。
■GP当日
いよいよ本番。会場についても自分のデッキ選択については半信半疑でしたが、出来る限りの準備をして現時点で自分が用意できる中では最も強いデッキを持ち込んでいるという自信はありました。人間デッキを選択した段階で下振れして全敗になる可能性もあるということは認めていたため、実際のプレイでは割り切ってプレイすることが出来、ラウンド間の時間に余裕を持って2bye明け7回戦を戦い抜くことが出来ました。
ラウンド中もGPに向けて仲間と今までしっかり準備をしてきたという自負があったので、その日にデッキを握って運やデッキの強さで勝ち上がってきたプレイヤーに負ける気はしませんでした。また、勝っても負けても一緒に調整した仲間と励ましあえたのはとても楽しかったし、心強かったです。
そうして自信を持って取り組むと面白いもので引き運も付いてきて、望外の連勝を重ね、年始に目標とした初日突破を見事成し遂げることが出来ました。
また二日目も勢いをそのままに勝ち進み、最終的には11-4という成績を残し、人生初のGP二日目かつマネーフィニッシュという結果を残すことが出来ました。
■さいごに
僕がこのGP東京反省会で最初に強調したように、今回のGPは自分が"何のために勝つ(勝ちたい)のか"が本当に重要だと思った二日間でした。マルくんに直前の直前にハスク対策を教わって本当にハスクに当たったときは”絶対勝ってお礼を言おう”と思って教わったとおりプレイしていたら運が向いてきて粘って勝てたし、皆で二日目に行きたいと心から思っていたら猿山から5人も二日目進出者が出るし(オカルトっぽいですが。。)、逆に二日目突破出来たらいいやでフワフワしていたから二日目の最終戦目的を見失ってオールインをためらって八十岡プロのエスパードラゴンに負けてしまった気がします。
今後の課題としては、大会参加前にどんなときにもブレない行動指針を持つために、”自分が何のために勝つのか”常に考えて具体的にしておかないといけないなぁと思いました。
細かい課題はデッキ選択のタイミング、ミラーマッチのやりこみ、誘発忘れ対策など山積みですが、まずは後悔しないように自分の軸を持って何事にも取り組んで行きたいと思いました。
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ということでGP東京反省会終わり!解散!
参考になったーとか面白かったーとか意味わかんねーって人はコメントくれると長文書くモチベが上がるのでコメントくださーい。
http://mimimi1987.diarynote.jp/201605091507297739/
■GP東京反省会/青空編
http://mimimi1987.diarynote.jp/201605101114216499/
■プロツアー後からGPまでの期間
この期間の目標は、GP本戦で勝てるデッキを絞ることです。
自分はこれまでBMOマネーフィニッシュ、PPTQトップ8、GPT優勝など、好成績を残したときはいずれの場合もデッキ選択を直前に行ってきました。よって今回のデッキ選択も恐らく直前になるだろうと考えました。
その前提の上で大会直前にベストデッキを選択出来るよう、自分の頭の中に材料を増やしたいと考え、一つのデッキに決め打ちして本番に臨むのではなく、出来る限りスタンダードの環境にある多くのデッキの理解度を上げることを優先しようと考えました。
この考え方に対しては猿山内でもマルくんやナベプロに、直前期は一つのデッキに腰を据えて練習するほうがいいというアドバイスを受けました。またウルザとLINEで自分の考え方について話したりして、これが絶対的にベストな選択肢だったのかは検討の余地があると思っています。
実際に僕は本当に本番直前(GP前日)にミシュラランドをタッチした白単人間を選択しましたが、もっと早く決めていれば本番で負けてしまった同型や4c Ritesに対して理解度の高い状態で臨めたはずで、デッキ選択を直前すぎる時期に決めたことには後悔が残りました。ただ、本当に直前に決めたことでメタ上で立ち位置の良いデッキを選択できた側面もあるので、今後はこのデッキ選択のタイミングをベストに出来るようにバランスよく調整や意思決定を行いたいと思っています。
■デッキ選択の基準
僕がGPで使うデッキを選択するに際して重視した基準は以下のとおりです。
1)初日に5勝以上できるポテンシャルがある。
2)プレイングが難しくない(使い慣れている)。
3)過度にメタられすぎていない。
猿山調整会でプロツアートップ8のデッキは大体触らせてもらうことが出来、この3つの条件を満たすデッキは割合と初期に3つまでに絞ることが出来ました。その3つのデッキとはエスパードラゴン、緑白トークン、そして今回実際に本番で使った白単人間です。以下に当時考えていたそれぞれの選択しうる理由と、選択を止める条件を書きます。
【1】エスパードラゴン
選択する理由:相手のPWに対処する手段が最も多い。当日最も多いであろう緑白トークンに有利。
選択しない理由:バカ勝ちするには他の参加者より頭一つ抜けた構築かプレイングスキルが必要。それがないなら選択すべきではない。長考していると時間切れになりやすい。
【2】緑白トークン
選択する理由:借りて回してみた中では最もデッキとして強い。同系以外には五分以上が取れそう。
選択しない理由:当日最も多いと予想されているためメタられすぎている可能性がある。また選択肢が多く、勝ち続けるには常に最適解を出すことが求められる。
【3】白単人間
選択する理由:デッキとして強い。ブン回りがある。上ぶれすれば連勝が狙える。長考しても時間内にゲームが終わる。
選択しない理由:メタられると勝てない。下振れすれば全敗もありえる。
またこれらの評価軸とは別に、スタンダードで運を無視して初日全勝するような人について個人的に考えていることが以下のものでした。
i)新しい要素を持ち込んだ人。
ii)既存のデッキ二つ以上を上手く融合させたデッキを使っている人。
iii)既存のデッキに周りに知られていない抜きん出た要素を入れている人。
i)の代表格が先日のモダンプロツアーにおけるエルドラージ。ii)の代表がゴーグルランプ、iii)はエスパードラゴンのメインカリタスなどが例としてあげられるでしょうか。
話を戻すと、結局今回僕は最終的に三つに絞ったこれらのデッキから、連勝できる可能性、つまり他から頭一つ抜きん出る工夫がなされているかで更にふるいにかけ、たまたま幸運にもMO全勝者のリストから知ることが出来たミシュラランドのために色をタッチした白単人間を選びました。
■GP当日
いよいよ本番。会場についても自分のデッキ選択については半信半疑でしたが、出来る限りの準備をして現時点で自分が用意できる中では最も強いデッキを持ち込んでいるという自信はありました。人間デッキを選択した段階で下振れして全敗になる可能性もあるということは認めていたため、実際のプレイでは割り切ってプレイすることが出来、ラウンド間の時間に余裕を持って2bye明け7回戦を戦い抜くことが出来ました。
ラウンド中もGPに向けて仲間と今までしっかり準備をしてきたという自負があったので、その日にデッキを握って運やデッキの強さで勝ち上がってきたプレイヤーに負ける気はしませんでした。また、勝っても負けても一緒に調整した仲間と励ましあえたのはとても楽しかったし、心強かったです。
そうして自信を持って取り組むと面白いもので引き運も付いてきて、望外の連勝を重ね、年始に目標とした初日突破を見事成し遂げることが出来ました。
また二日目も勢いをそのままに勝ち進み、最終的には11-4という成績を残し、人生初のGP二日目かつマネーフィニッシュという結果を残すことが出来ました。
■さいごに
僕がこのGP東京反省会で最初に強調したように、今回のGPは自分が"何のために勝つ(勝ちたい)のか"が本当に重要だと思った二日間でした。マルくんに直前の直前にハスク対策を教わって本当にハスクに当たったときは”絶対勝ってお礼を言おう”と思って教わったとおりプレイしていたら運が向いてきて粘って勝てたし、皆で二日目に行きたいと心から思っていたら猿山から5人も二日目進出者が出るし(オカルトっぽいですが。。)、逆に二日目突破出来たらいいやでフワフワしていたから二日目の最終戦目的を見失ってオールインをためらって八十岡プロのエスパードラゴンに負けてしまった気がします。
今後の課題としては、大会参加前にどんなときにもブレない行動指針を持つために、”自分が何のために勝つのか”常に考えて具体的にしておかないといけないなぁと思いました。
細かい課題はデッキ選択のタイミング、ミラーマッチのやりこみ、誘発忘れ対策など山積みですが、まずは後悔しないように自分の軸を持って何事にも取り組んで行きたいと思いました。
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ということでGP東京反省会終わり!解散!
参考になったーとか面白かったーとか意味わかんねーって人はコメントくれると長文書くモチベが上がるのでコメントくださーい。
【猿山ボロス】
14 平地
4 戦場の鍛治場
---土地18---
3 勇者の選定師
3 アクロスの英雄、キテオン
4 ドラゴンを狩る者
4 スレイベンの監査官
4 町のゴシップ屋
4 探検隊の特使
2 族樹の精霊、アナフェンザ
4 サリアの副官
4 白蘭の騎士
---クリーチャー32---
2 グリフの加護
4 石の宣告
4 永遠の見守り
---呪文10---
2 鋭い突端
2 グリフの加護
2 荒野の確保
3 停滞の罠
1 先駆ける者、ナヒリ
4 ゼンディカーの同盟者、ギデオン
1 大天使アヴァシン
---サイドボード15---
コメント
デッキ選択がこのゲーム1番難しいっすなー
デッキ選択むずいねー。難しいとこがおもしろいとこだけどね