GP静岡反省＋GP神戸に向けて

2017年3月20日 Magic: The Gathering コメント (2)

□はじめに
GP東京11-4、BMOvol８：5-4、普段マジックをやっていて感じることから課題を抽出し、それを解決するために色々とGP静岡に向けて準備してきたのでその反省をここに記す。俺の屍を越えていけ。

□課題１）ミラーマッチで勝つ
GP東京、BMOとミラーマッチで負けることで星を取りこぼしていたので、重点的にミラーマッチに時間をかけた。特に重視したのはプロの対戦動画を見てどういうサイドをしているのかということ。また同じデッキを使うプレイヤーが身近にいて意見交換出来たのも大きかった。

■反省１）４ｃサヒーリに勝てなかった
単純に試行回数不足。次回からは今回使った機体と同様に、とりあえずトップメタのデッキは自分でも回す、動画を見る、使っているプレイヤーと意見交換するということをやっていきたい。

□課題２）やりこめるデッキを探す
これまでの大会ではやりこみより直前で最適なデッキを選択する、または作ることに重きを置いていたので、今回はやりこみを重視してみることにした。

今回機体を選んだ理由は次の３点

【１】自分が得意かつ長丁場で有利なブン回りがあるアグロを使いたかった。
まず自分はこれまで散々モダンで双子を使って負けてきた経験から、殴りながらコンボを狙うようなデッキ（今回でいうとサヒーリコンボ）を使うのが苦手だと考えているのでコンボデッキは選択肢から除外した。また、コントロールも勝つときは圧倒的に優位に立っているので好きだったが、記録を取ってみると単に勝ったときの印象が強いだけで大して勝てていなかったので除外した。次にクロックパーミッションで上手ぶってドヤるのも同様の理由で印象が良いだけでそんなに勝てていないので除外した。

ということで自分より熟練度が高い人にも運ゲーをしかけられるクソアグロたる機体を選んだ。

【２】２マナの機体が使える。
コプターしかりキラン号しかり、２マナのレア機体は明らかに強い。強すぎる。
その上大した対策カードもない。ということは使わない選択をするということは過剰なストレスとセットということになる。ゲームで過剰なストレスを感じることはストレスとなるので、機体というリラクゼーションを選んだ。

【３】構築の自由度が高い。
やりこむ上で最も重要な要素は飽きないことである。
その点機体は最大４色まで色が使える上、スタンダードの強力なカードを好きなだけ積み込める。一方繊細なマナベースを持っておりそのアンビバレントな魅力はアドホックにローカライゼーション可能で、工夫次第でエクスポージャーとしてマリアージュ出来ると考えたため、飽きなそうなので選んだ。イノベーション。

■反省２）自分のデッキに固執しすぎた
優勝した方がコピーしたオーウェン氏のリストや、緑巨人入りサヒーリコンボ、直前に動画を見ていた瀧村さんのエルドラージなど、最新のリストを完全には知らずの浅だった。直前期の情報は重要だと常日頃感じていたにも関わらず、やりこみを信じて突っ走ってしまったきらいがある。この辺りはもっと柔軟に沢山の細かい情報を拾ったり、他のデッキを触っておくべきだった。良かったところは自分なりに納得のいくオリジナルのマナベースで結果が出たところで、ここは考えがいがあると感じた。

□課題３）具体化する
自分は抽象的なことを理解するのが苦手なので、出来るだけやることを明確にすることを心がけた。今回は結果目標を初日8-1＋二日目4-2以上で賞金獲得を目標にした。また”ミラーで勝つ”という抽象的な概念を出来るだけ、「機体同系ではギデオンが鍵になる」などフレーズに落とし込んで人に説明できるように練習した。その一環で配信なんかもやってみた。

■反省３）心理面の準備不足
数値目標は立てていたが自己評価が低すぎたのか運が良すぎて上ブレたのか、初日の目標を達成することが出来たが、そのときどうするかの用意が足りず自分のみならず周りの人にまで迷惑をかける結果になってしまった。今考えると、例えばもし初日9-0したら、6-3したら、どういうモチベーションで大会に臨むのかを事前に決めていればよかったと思った。

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□GP神戸に向けて
運よくGPTで２byeが取れてしまったので、GP神戸に出たい所存。
上述の反省から現在の課題と実行する予定のプロセス。

１）デッキ選択
グリクシスかジェスカイのアグロ
→理由：アモンケットで一番強化されそう。公式が生物偏重から呪文の強さに振り子を戻すと言っていた気がするので、モダンにも多少影響有りそう。あとグリクシスかジェスカイしか自分がパーツ持ってない。

プロセス：出来る限り色んなアーキアイプ借りて自分で回す、意見話す聞く、動画見る。使いたいカード探す。最新の情報拾う

２）数値目標
初日8-1以上二日目4-2以上
→理由：マネーが欲しいため。冷静にこれ以上じゃないとプライズないの辛過ぎる。

プロセス：神に祈る。強いデッキ握る。どういうモチベーションで初日、二日目を迎えるかをちゃんと準備する。

３）メンタルの準備
状況ごとに何を重視すべきか事前に考えておく
→理由：今回一番の敗因となったのが、負けたくなくて受けに回るサイドして押し切られるパターンだったので、常に積極的に勝ちにいく姿勢を貫くことが重要だと感じた。他にも緊張で吐き気がしたり相手のプレイが遅くてイラついてミスしたりすることがあるので気をつけたい。これが出来ないと本当に後悔するので、大会を通して精神をコントロール出来るような準備を技術、体力と同じレベルでやろうと思った。

プロセス：自分がどういうとき弱気になるのか、受身サイドしてしまうのか、緊張するのか、イラつくのか記録する。そうならないようにどうすればいいか対処法を考えておく。

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□まとめ
強いデッキ、ブレない精神、ミスらない技術、体力を持って神戸で酒と宴と金をゲットしたい。

以上