革命起こしていけ
2017年12月1日 Magic: The Gathering コメント (2)■勝つから楽しいゲーム
なんとなくゲームで"遊ばない"プレイヤーが身の回り、特に自分より若いプレイヤーに多くてちょっとした危機感がある。
環境初期はデッキを組まず、SCGの大会結果のリストを見てメタゲームを知り、CFBの記事を読んでサイドボードプランを覚えて直近で結果を残したgoldfishのリストを回す。
実に効率的で最も勝ちに近いように思える。実際自分もそうやってシングルを買い、ガチガチのコピーデッキを組み、SCGのプレミアム記事を読んで少しでも攻略(知識)差を付けて勝とうとしてきたし、実際勝ってきた。
それを非難するつもりはないし、ゲームで最も楽しい瞬間が相手を打ち負かすときであるという考えはごく自然なものだと思う。
過去の自分も高い参加費を支払って革命的(笑)なゴミデッキを持ち込み、無様に負けて二度とこんな思いはしたくないと考えてプロの構築、ゲームプラン、サイドボードを必死に模倣した。
■なぜみみみは下手なのか
PTで良成績を収めたデッキの回し方を各攻略サイトで学び、店舗大会で勝ち越すことはぶっちゃけある程度時間をかけてマジックをやれば誰でも出来ると思う。
だけど、その上のトーナメントではどうだろうか?
僕はスタンダードで過去、青白スピリットに《永遠の見守り》を一枚刺ししてるリストが大っ嫌いだった。なぜなら、全然合理的でなく、リストは汚く、ネットに出回っているリストでは採用されていなかったからだ。
そのくせPWCやPPTQに出るとたまにミラーマッチで当たってその一枚を引かれて負ける。当時の自分にとってそれは物凄く理不尽に感じたし、青白スピリットに《永遠の見守り》という組み合わせが本当に理解できないし、嫌いなものだった(完全に私怨であり逆ギレ?である)。
しかし、結果として構築もプランもプロや数学、攻略サイト、リストの美しさという信仰を守り、必死に人の模倣をしていた自分は、その一枚でミラーマッチに負けていたのである。
つまり、いずれ何も考えず考えるフリをして目の前のことを無視して信仰を守っている奴は、その上位の存在が理解できないし、永遠に勝てないのだ。
というのが現状の自分の実感であり危機感の源なのである。汚いリストの理解不能なカードで敗北するのは、真面目にメタゲームや対策、セオリー、構築理論、プレイングを学んできたという自覚あるものにとってはとても腹立たしいことだと思う。しかしそれを拒絶し続けている限り、いずれはその理解不能なプレイヤーの壁にぶつかることになるのである。
自分は今まで上手いプレイヤーよりも、大舞台で安定して結果を残せる強いプレイヤーを目指してきた。それは、上手いということが本当によく分からなかったからだ。そして今その原因が、自分が公開された知識を詰め込むという攻略方法しか知らないからなのではないか?と考えている。
だから、言われたらその場では分かったつもりになっていても、ゲーム中の連続する場面でそれを提示されるとミスをする。要するに何も考えずプレイをして、勢いだけで勝とうとしているのだ。それでは頭打ちになるのは必然だと、ようやく最近実感として理解出来てきたように思う。
その理解出来ないことを指して自分は"下手"なプレイヤーだと思ってきた。要するに自分はお勉強しかしていないゴリ押しやりこみプレイヤーなのだ。
■革命起こしていけ
適当に書き殴りながら思いついたまま綴っているが、結局誰かの戦略やデッキリストをコピーしていると、いずれどこかで頭打ちになるのだ。
そしてそれは著しいモチベーションの低下に繋がる。それはそうだ。自分に理解不能な部分で勝てなくなるのは単純に不快だし、止めたくなる。
勿論モチベーションが下がればプレイヤーは弱くなる。結果今まで勝てたプレイヤーに勝ってプライドと信仰を保つか、ゲームを止めてしまうことになる。
自分はそれは不幸だと思う。ゲームはもっと広く楽しめるものだし、勝ち負けが全てではない。では、どうすれば勝利以外にモチベーションを見つけ、高く保ち続けられるのだろうか。モチベーションが高ければ必然自分で考えたり大会に参加する頻度も上がるだろう。
だが先程述べたように、勝利(勝てること)をモチベーションの源泉とすると、いずれは頭打ちになることは明白である。ではどこに楽しみを見出せば良いのだろう?それは変化であると自分は考える。
■楽しいから勝てるゲームを
つまり発想を変えて、一番楽しんでいる(モチベーションが高い)プレイヤーが勝てると仮定してみよう。
モチベーションが高くそれが持続しているプレイヤーは、そうでないプレイヤーと比べて恐らく勝率や勝利数が多いと考えられる。ではモチベーションを持続させるためには何が必要だろうか?結論からいうと、それは飽きないことだ。
誰かのいいなりになって、何も考えず楽に報酬を得るのは確かにラクだ。だが、それが頭打ちになると今度は苦しみになる。先に進む方法が分からないからだ。それ
それでも前に進み続けて壁を乗り越えるのに飽きは大敵であり、常に変化を求める姿勢がなくてはモチベーションを高める、ひいては勝率や勝利数を増やすことは非常に難しい。
だから自分の既成概念やプロの意見を疑い、殻を破る必要があると自分は考えているし、最近アウトプットを増やそうと努力しているのもその流れだ。そもそもゲームで"遊ばない"なんて、どう考えてもおかしい。ゲームはもっと自由で楽しいものであるべきだ。
そんなことを昨日のDaigo the BeasTVの配信を見て思ったのであった。
ということで自分への戒めとして昨日から名前を変更しております。革命起こしていけ。
なんとなくゲームで"遊ばない"プレイヤーが身の回り、特に自分より若いプレイヤーに多くてちょっとした危機感がある。
環境初期はデッキを組まず、SCGの大会結果のリストを見てメタゲームを知り、CFBの記事を読んでサイドボードプランを覚えて直近で結果を残したgoldfishのリストを回す。
実に効率的で最も勝ちに近いように思える。実際自分もそうやってシングルを買い、ガチガチのコピーデッキを組み、SCGのプレミアム記事を読んで少しでも攻略(知識)差を付けて勝とうとしてきたし、実際勝ってきた。
それを非難するつもりはないし、ゲームで最も楽しい瞬間が相手を打ち負かすときであるという考えはごく自然なものだと思う。
過去の自分も高い参加費を支払って革命的(笑)なゴミデッキを持ち込み、無様に負けて二度とこんな思いはしたくないと考えてプロの構築、ゲームプラン、サイドボードを必死に模倣した。
昨日見たクソデッキの名前を、僕はまだ知らない。
http://mimimi1987.diarynote.jp/201412221306323837/
■なぜみみみは下手なのか
PTで良成績を収めたデッキの回し方を各攻略サイトで学び、店舗大会で勝ち越すことはぶっちゃけある程度時間をかけてマジックをやれば誰でも出来ると思う。
だけど、その上のトーナメントではどうだろうか?
僕はスタンダードで過去、青白スピリットに《永遠の見守り》を一枚刺ししてるリストが大っ嫌いだった。なぜなら、全然合理的でなく、リストは汚く、ネットに出回っているリストでは採用されていなかったからだ。
そのくせPWCやPPTQに出るとたまにミラーマッチで当たってその一枚を引かれて負ける。当時の自分にとってそれは物凄く理不尽に感じたし、青白スピリットに《永遠の見守り》という組み合わせが本当に理解できないし、嫌いなものだった(完全に私怨であり逆ギレ?である)。
しかし、結果として構築もプランもプロや数学、攻略サイト、リストの美しさという信仰を守り、必死に人の模倣をしていた自分は、その一枚でミラーマッチに負けていたのである。
つまり、いずれ何も考えず考えるフリをして目の前のことを無視して信仰を守っている奴は、その上位の存在が理解できないし、永遠に勝てないのだ。
というのが現状の自分の実感であり危機感の源なのである。汚いリストの理解不能なカードで敗北するのは、真面目にメタゲームや対策、セオリー、構築理論、プレイングを学んできたという自覚あるものにとってはとても腹立たしいことだと思う。しかしそれを拒絶し続けている限り、いずれはその理解不能なプレイヤーの壁にぶつかることになるのである。
自分は今まで上手いプレイヤーよりも、大舞台で安定して結果を残せる強いプレイヤーを目指してきた。それは、上手いということが本当によく分からなかったからだ。そして今その原因が、自分が公開された知識を詰め込むという攻略方法しか知らないからなのではないか?と考えている。
だから、言われたらその場では分かったつもりになっていても、ゲーム中の連続する場面でそれを提示されるとミスをする。要するに何も考えずプレイをして、勢いだけで勝とうとしているのだ。それでは頭打ちになるのは必然だと、ようやく最近実感として理解出来てきたように思う。
その理解出来ないことを指して自分は"下手"なプレイヤーだと思ってきた。要するに自分はお勉強しかしていないゴリ押しやりこみプレイヤーなのだ。
■革命起こしていけ
適当に書き殴りながら思いついたまま綴っているが、結局誰かの戦略やデッキリストをコピーしていると、いずれどこかで頭打ちになるのだ。
そしてそれは著しいモチベーションの低下に繋がる。それはそうだ。自分に理解不能な部分で勝てなくなるのは単純に不快だし、止めたくなる。
勿論モチベーションが下がればプレイヤーは弱くなる。結果今まで勝てたプレイヤーに勝ってプライドと信仰を保つか、ゲームを止めてしまうことになる。
自分はそれは不幸だと思う。ゲームはもっと広く楽しめるものだし、勝ち負けが全てではない。では、どうすれば勝利以外にモチベーションを見つけ、高く保ち続けられるのだろうか。モチベーションが高ければ必然自分で考えたり大会に参加する頻度も上がるだろう。
だが先程述べたように、勝利(勝てること)をモチベーションの源泉とすると、いずれは頭打ちになることは明白である。ではどこに楽しみを見出せば良いのだろう?それは変化であると自分は考える。
■楽しいから勝てるゲームを
つまり発想を変えて、一番楽しんでいる(モチベーションが高い)プレイヤーが勝てると仮定してみよう。
モチベーションが高くそれが持続しているプレイヤーは、そうでないプレイヤーと比べて恐らく勝率や勝利数が多いと考えられる。ではモチベーションを持続させるためには何が必要だろうか?結論からいうと、それは飽きないことだ。
誰かのいいなりになって、何も考えず楽に報酬を得るのは確かにラクだ。だが、それが頭打ちになると今度は苦しみになる。先に進む方法が分からないからだ。それ
それでも前に進み続けて壁を乗り越えるのに飽きは大敵であり、常に変化を求める姿勢がなくてはモチベーションを高める、ひいては勝率や勝利数を増やすことは非常に難しい。
だから自分の既成概念やプロの意見を疑い、殻を破る必要があると自分は考えているし、最近アウトプットを増やそうと努力しているのもその流れだ。そもそもゲームで"遊ばない"なんて、どう考えてもおかしい。ゲームはもっと自由で楽しいものであるべきだ。
そんなことを昨日のDaigo the BeasTVの配信を見て思ったのであった。
下克上TV
https://m.twitch.tv/videos/205499334
ということで自分への戒めとして昨日から名前を変更しております。革命起こしていけ。
コメント
別段意識して独特なデッキにしてるわけじゃなく、他人と同じようにしていても勝てないから、勝つために工夫をした結果あの形になっているという話をしていましたね
独創的というか他人を出し抜くには、他人と違うことをしないと結局行き詰まると思うのですよね。
ある程度勝つには模倣は凄くいい手なのですが、どこかに遊びをもってよりゲームを楽しんで欲しいです