昨日グリシャvsイゼフェニのサイド後を二人のイゼフェニ使いとやってもらい、そこそこ勝てた(21-11)ので世のグリシャ使いと情報共有。自分用覚書ともいう。
なお内容は大体海外のプロが記事で触れてたのを真似したものです。信憑性はしらん。
ちなワイのサイドIN+OUTはこちら
メインはここに載ってるグリシャ(写真参照)
https://sinjintei.diarynote.jp/201904101328126975/
【1】選ぶのは先手か後手か?
このマッチアップで負けるのは概ね先に手札が尽きた側です。お互い墓地を経由しなければ手札が増えることはなく、消耗戦になるので基本的には後手を選択することを推奨します。
【2】土地1は無条件でマリガンかキープか?
このマッチアップでは本当にカード一枚の差が重要なので、可能な限りマリガンしたくありません。
例えばグリシャでは、土地一枚と《ミシュラのガラクタ》《通りの悪霊》といった、先の見えない初手でもキープしなければならないことがあります。
ここで後手を選ぶことでかなりキープ基準を緩く判断することが出来ます。
感覚としては迷ったら大体キープと覚えておきましょう。事故るかもしれませんが、どうせ手札が少なければ負けます。割り切り大事です。
【3】フェッチで持ってくる優先度が高いのはショックランドか基本土地か?
まずイゼフェニがサイドインしてくる《血染めの月》で即負けしないように、デッキ内に赤いカードがない(少ない)構成にします。
フェッチをする場合、持ってこれるなら基本土地を持ってくるようにしましょう。
【4】墓地対は黒力線か外科的か?
そこまで大きな差はありませんが、対イゼフェニに限れば見えていないこと、瞬唱で使い回せること、ライフを減らせることの3つの利点が大きいので、《外科的摘出》が優れているように感じました。
昨日神挑戦者決定戦で青白コンが優勝したので、翌週のMF横浜では青白コンに有利なドレッジが増えると予測するなら、より劇的な黒力線を採用するべきなのかもしれませんが、今のところ個人的には《外科的摘出》に傾いています。
【5】目指すべきライフは9か7か?
基本的にグリシャのベストなライフは《死の影》のパワーが4になる9です(《頑固な否認》が機能するため)。しかし、対イゼフェニに関しては7がベストです。理由としては
・フェニ、稲妻で詰められる3 の倍数+1(突然死しにくい)
・死の影が6/6になり、《稲妻の斧》で死なない。
といったところです。一つの目安としてライフが7になるように意識すると勝ちやすいと思います。
【6】土地の17枚目はフェッチかショックか?
メインの土地構成では2枚の赤黒ショックランドが主流(?)ですが、前述の通りイゼフェニ相手では赤マナの必要性が薄まるので、赤黒ショックランドを1枚沸騰する小湖に変更することで事故率を下げることができます。
但しその場合は場に出せる土地がデッキ内に6枚となるため、《廃墟の地》に更に弱くなることと、《グルマグのアンコウ》が墓地対策下では絶対に出なくなることに注意が必要です。ここはメタと好みでしょうか。
【7】ライフは温存かオールインか?
ライフを温存すべきかオールインすべきかについては、基本的にショックランドをタップインしたりフェッチで基本土地を持ってきたりすることで温存すべきであり、このマッチアップで要となる7をキープすべきであると考えます。
必要なマナ、紛争、通りの悪霊、思考囲いのために先々支払うライフを予測しながら計画的にライフは支払っていきましょう。
唯一オールインする場合は死の影と大量のハンデスで短期的にお互いのハンドが枯れるパターンで、それ以外はじわじわお互いのリソースを枯らしていくゲームを進めましょう。
【8】カウンターすべきは稲妻の斧か魔力変か?
何度も言及している通り、このマッチアップのサイド後は互いにハンドをすり減らすゲームなので、1:2交換が非常に大切です。ですから、イゼフェニ側が使う手札の減るスペルである《稲妻の斧》は確実に《頑固な否認》でカウンターしたいです。
カウンターを狙えるなら、敢えてハンデスせず誘うプレイングもあるでしょう。
もちろんメインと同じく《魔力変》をカウンターすることは大幅にテンポを奪える重要なプレイングですが、相手の手札を減らすことに注視すれば、《稲妻の斧》をカウンターする重要性の方が上回るように私は感じます。逆に相手の手札が減る《信仰なきものあさり》はカウンターする重要度か低いということも言えるでしょう。
【9】メインに入れるのはジェイスかものあさりか?
手札一枚差での勝利を意識するようになったので、私はグリシャのメイン《信仰なきものあさり》を抜きました。
《信仰なきものあさり》は手札が一枚減るスペルなので、このマッチアップに限って言えば確実に1:1交換を強いることができる《ヴリンの神童、ジェイス》のが有用に感じます。
【10】《外科的摘出》を撃つのは《信仰なきものあさり》の解決前か解決後か?
これはイゼフェニ側の《信仰なきものあさり》に関する小技ですが、もし《外科的摘出》を持っていて相手の墓地にフェニックスが落ちているなら、必ず《信仰なきものあさり》にスタックしてフェニックスに《外科的摘出》を打ちましょう。解決後ではなく解決前です。
理由としては相手が手札にフェニックスを抱えている可能性が一番高いタイミングであり、《外科的摘出》によって相手の手札を減らす可能性が高いことと、デッキ内のフェニックスを追放することで、真に《信仰なきものあさり》が手札を減らす呪文になるからです。
ものあさり前には相手の墓地を必ず見ましょう。
【11】グリシャはモダンにて最良の選択か?
グリシャは非常に選択肢の多いデッキで、ミスのせいで負けるといったことが多く、正解の分かりづらいデッキです。
実際にここであげた10の質問の回答も別のプレイヤーなら別の回答をもつこともあるでしょう。
ただなんとなくではなく、自分なりに理由付けをして答えを導いていくのは非常に楽しいことであり、それが結果に結びつくことほど嬉しいことはありません。
しかしそれが更に嬉しいのは、その仮説が他人に広まり活かされることでしょう。なので、この僕のtips集がもし誰かの選択を助けたら嬉しく思います。
僕の選択について何か意見のある方は、コメントもしくはリプライおねがいします。
三日月みみみ (@mimimi_)さんをチェックしよう https://twitter.com/mimimi_?s=09
なお内容は大体海外のプロが記事で触れてたのを真似したものです。信憑性はしらん。
ちなワイのサイドIN+OUTはこちら
IN:仕組まれた爆薬1、外科的摘出3、ヴェールのリリアナ1
OUT:通りの悪霊2、瞬唱1、ティムールの激闘2
メインはここに載ってるグリシャ(写真参照)
https://sinjintei.diarynote.jp/201904101328126975/
【1】選ぶのは先手か後手か?
このマッチアップで負けるのは概ね先に手札が尽きた側です。お互い墓地を経由しなければ手札が増えることはなく、消耗戦になるので基本的には後手を選択することを推奨します。
【2】土地1は無条件でマリガンかキープか?
このマッチアップでは本当にカード一枚の差が重要なので、可能な限りマリガンしたくありません。
例えばグリシャでは、土地一枚と《ミシュラのガラクタ》《通りの悪霊》といった、先の見えない初手でもキープしなければならないことがあります。
ここで後手を選ぶことでかなりキープ基準を緩く判断することが出来ます。
感覚としては迷ったら大体キープと覚えておきましょう。事故るかもしれませんが、どうせ手札が少なければ負けます。割り切り大事です。
【3】フェッチで持ってくる優先度が高いのはショックランドか基本土地か?
まずイゼフェニがサイドインしてくる《血染めの月》で即負けしないように、デッキ内に赤いカードがない(少ない)構成にします。
フェッチをする場合、持ってこれるなら基本土地を持ってくるようにしましょう。
【4】墓地対は黒力線か外科的か?
そこまで大きな差はありませんが、対イゼフェニに限れば見えていないこと、瞬唱で使い回せること、ライフを減らせることの3つの利点が大きいので、《外科的摘出》が優れているように感じました。
昨日神挑戦者決定戦で青白コンが優勝したので、翌週のMF横浜では青白コンに有利なドレッジが増えると予測するなら、より劇的な黒力線を採用するべきなのかもしれませんが、今のところ個人的には《外科的摘出》に傾いています。
【5】目指すべきライフは9か7か?
基本的にグリシャのベストなライフは《死の影》のパワーが4になる9です(《頑固な否認》が機能するため)。しかし、対イゼフェニに関しては7がベストです。理由としては
・フェニ、稲妻で詰められる3 の倍数+1(突然死しにくい)
・死の影が6/6になり、《稲妻の斧》で死なない。
といったところです。一つの目安としてライフが7になるように意識すると勝ちやすいと思います。
【6】土地の17枚目はフェッチかショックか?
メインの土地構成では2枚の赤黒ショックランドが主流(?)ですが、前述の通りイゼフェニ相手では赤マナの必要性が薄まるので、赤黒ショックランドを1枚沸騰する小湖に変更することで事故率を下げることができます。
但しその場合は場に出せる土地がデッキ内に6枚となるため、《廃墟の地》に更に弱くなることと、《グルマグのアンコウ》が墓地対策下では絶対に出なくなることに注意が必要です。ここはメタと好みでしょうか。
【7】ライフは温存かオールインか?
ライフを温存すべきかオールインすべきかについては、基本的にショックランドをタップインしたりフェッチで基本土地を持ってきたりすることで温存すべきであり、このマッチアップで要となる7をキープすべきであると考えます。
必要なマナ、紛争、通りの悪霊、思考囲いのために先々支払うライフを予測しながら計画的にライフは支払っていきましょう。
唯一オールインする場合は死の影と大量のハンデスで短期的にお互いのハンドが枯れるパターンで、それ以外はじわじわお互いのリソースを枯らしていくゲームを進めましょう。
【8】カウンターすべきは稲妻の斧か魔力変か?
何度も言及している通り、このマッチアップのサイド後は互いにハンドをすり減らすゲームなので、1:2交換が非常に大切です。ですから、イゼフェニ側が使う手札の減るスペルである《稲妻の斧》は確実に《頑固な否認》でカウンターしたいです。
カウンターを狙えるなら、敢えてハンデスせず誘うプレイングもあるでしょう。
もちろんメインと同じく《魔力変》をカウンターすることは大幅にテンポを奪える重要なプレイングですが、相手の手札を減らすことに注視すれば、《稲妻の斧》をカウンターする重要性の方が上回るように私は感じます。逆に相手の手札が減る《信仰なきものあさり》はカウンターする重要度か低いということも言えるでしょう。
【9】メインに入れるのはジェイスかものあさりか?
手札一枚差での勝利を意識するようになったので、私はグリシャのメイン《信仰なきものあさり》を抜きました。
《信仰なきものあさり》は手札が一枚減るスペルなので、このマッチアップに限って言えば確実に1:1交換を強いることができる《ヴリンの神童、ジェイス》のが有用に感じます。
【10】《外科的摘出》を撃つのは《信仰なきものあさり》の解決前か解決後か?
これはイゼフェニ側の《信仰なきものあさり》に関する小技ですが、もし《外科的摘出》を持っていて相手の墓地にフェニックスが落ちているなら、必ず《信仰なきものあさり》にスタックしてフェニックスに《外科的摘出》を打ちましょう。解決後ではなく解決前です。
理由としては相手が手札にフェニックスを抱えている可能性が一番高いタイミングであり、《外科的摘出》によって相手の手札を減らす可能性が高いことと、デッキ内のフェニックスを追放することで、真に《信仰なきものあさり》が手札を減らす呪文になるからです。
ものあさり前には相手の墓地を必ず見ましょう。
【11】グリシャはモダンにて最良の選択か?
グリシャは非常に選択肢の多いデッキで、ミスのせいで負けるといったことが多く、正解の分かりづらいデッキです。
実際にここであげた10の質問の回答も別のプレイヤーなら別の回答をもつこともあるでしょう。
ただなんとなくではなく、自分なりに理由付けをして答えを導いていくのは非常に楽しいことであり、それが結果に結びつくことほど嬉しいことはありません。
しかしそれが更に嬉しいのは、その仮説が他人に広まり活かされることでしょう。なので、この僕のtips集がもし誰かの選択を助けたら嬉しく思います。
僕の選択について何か意見のある方は、コメントもしくはリプライおねがいします。
三日月みみみ (@mimimi_)さんをチェックしよう https://twitter.com/mimimi_?s=09
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